サン・パティオこども園
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018-827-3864
2024年2月8日 
令和5年度 自己評価及び第三者委員による評価

1 本年度の園経営を振り返って

 5月のコロナ5類移行を踏まえながらも、保育室の換気や手洗いの徹底にも努め、感染症予防対策をとりながら、保護者参加の行事を従前どおりに実施することができた。手洗いについては花王の協力を得て、はじめて手洗い教室を実施することができた。手洗い教室については、次年度以降も継続して行いたい。

 毎日の保育では、保育者が環境構成や再構成により、子どもたち一人一人の意欲関心の向上に取り組み、伸び伸びと自己発揮して遊びを楽しむ様子が日常化している。

2 重点事項についての自己評価

 A:よい B:おおむねよい C:やや不十分 D:不十分                       

【1 教育・保育課程】

・遊びや生活を通して、0歳から5歳まで年間計画に基づいて教育保育を実践した。月ごと、週ごとに計画・実践・評価・見直しを図り、きめ細かな教育・保育を進めることができた。

・地域との交流と食育については、本園の2つの大きな特色である。食育ではクッキングや行事食、回転寿司等、工夫を凝らした取り組みにより子どもたちは食べることを楽しんでいる。

自己評価:A  第三者評価:A

【2 保護者から信頼される園づくり】

・7月と12月に保護者アンケートを実施した。8項目の質問に対する評価平均 は7月の91.0pから12月91.5pに上昇したが、「子どもが喜んで登園している」かの項目で「あまりそう思わない」との回答が6名いることを重く受 け止めたい。

・コロナ対策のため送迎の引き渡しが、玄関対応から保育室内となり、保護者とクラス担任が直接対話する機会が増え、コミュニケーションがとれる機会が以前に戻ったが、「日常的に保育士と情報交換が行われているか」かの項目も「あまりそう思わない」との回答が6名いることも重く受け止めたい。

自己評価:B  第三者評価:A

【3 地域から愛される園づくり】

・ハロウィンや節分は例年通り行うことができ、マスコミにも取り上げられた。ニュースの動画をHPに貼り付けている。

・お散歩の通町周回コースでは地域の方々から声をかけられ、それに明るく呼応する子どもたちの姿が、日常的に見られる光景となった。

・年間7回の園開放を行った。1回あたりの参加者は2~4名と少なかったが、地域に開かれた子育て支援事業として行うことができた。

自己評価:A  第三者評価:A

【4 職員の資質の向上】

・毎月1度行う職員会議後の研修の時間を大切にしている。特に、近年、県外で保育士の資質を問われるような事件・事故が起きている。他山の石と考えずに、自分事として考えるようにしている。

 防災教育についても、訓練を毎月行うことにより、職員の防災に対する意欲向上が図られた。消防署の出前講座制度を使い、AEDの使用について実地で行なうことができた。

 

・職員一人一人が園の目標達成に自分がどう貢献するかという自己目標を設定している。(保育・分掌・自己研鑽)年間3回の園長面談を通して自己評価について園長と話し合う機会を設け、自身の保育力向上につなげている。

 

・園外研修は対面研修が始まり、県教委主催の研修にも積極的に参加するようにしている。また、コロナ時のオンライン研修も継続しておこなわれている。

   自己評価:A  第三者評価:A